2022年のプロ野球のレギュラーシーズンが終わってしまいました。
プロ野球ファンとしては寂しい限りです。
この後はクライマックスシリーズを応援しましょう!
今回は、プロ野球の順位が各チームの身長・体重・BMIと関係あるかどうかを調べてみました。
※BMI(Body Mass Index)=身長からみた体重の程度を示す指数のこと。計算式は体重÷身長÷身長。
体格が大きければ強いのか?それとも体格は関係ないのか?気になるところです。
下記の条件でセ・リーグ、パ・リーグ別にみていきます。
それではいきましょう⚾
セ・リーグ編
早速セ・リーグから見ていきます。
結果は下記の通りです。
身長・体重・BMIそれぞれで順位1位を青、6位を黄色にしています。
セ・リーグはとてもわかりやすい結果となり、シーズン1位のヤクルトが身長・体重・BMIの全ての数値で一番低いという結果でした。
ヤクルトの選手を見ていくと、身長では石川投手(167cm)、並木選手(170cm)の2人が低いグループに入り、体重は山崎選手(68kg)、並木選手(70kg)の2人が軽いグループに入ります。
BMIは丸山(翔)投手(20.9)、金久保投手(22.1)、市川投手(22.2)の3人が低いグループに入ります。
こう見ますと各項目で数値の低い選手が多くいるわけではなさそうです。
一方で各項目で他チームに比べて、数値が高い選手の数が非常に少ないことも分かりました。
◆ヤクルトで各項目の数値が高い選手
身長:サンタナ選手(195cm)※セ・リーグで9位
体重:オスナ選手(106kg)※セ・リーグで9位
BMI:トップ10入りの選手なし
特にBMIの高さでいえばセ・リーグ20位のオスナ選手(30.0)がヤクルトでトップですので、体格のバランスの取れた選手が多いことが分かります。
今年のヤクルトの強さは村上選手の三冠王の活躍の影響が大きいとは思いますが、シーズンでBクラスのチームがBMIでも下位3チームに入っていることからも分かるように、バランスの取れた体格の選手が多いということも強さの一因なのかもしれません。
パ・リーグ編
次はパ・リーグです。
結果は下記の通りで、セ・リーグと同じように身長・体重・BMIそれぞれで順位1位を青、6位を黄色にしています。
パ・リーグはセ・リーグのようにはっきりとした傾向が出ていなく、セ・リーグとは逆にBMIの数値が大きい=体格が良い選手が多いチームが上位に入っています。
BMIで1位・西武、2位オリックスがAクラス入りしていますので、セ・リーグとは考え方を変える必要がありそうです。
パ・リーグとセ・リーグの違いといえば“DH制”があります。
当然のことながらDHは強打者がつとめますが、パ・リーグにはオリックス・山本投手やロッテ・佐々木(朗)投手のような剛速球を投げてくる投手が多いため、パ・リーグの各球団には振り負けないような体格の良い選手が入ってくる確率が高いように思います。
そこでBMIが高い選手の人数を見ますと、BMIが30以上の選手がセ・リーグ14人に対し、パ・リーグ22人とパ・リーグはセ・リーグの1.5倍の人数で、チーム成績を見てもBMIが高いチームが上位にいるという結果になっています。
そんな中、ソフトバンクはBMIが一番低いものの最後まで優勝争いをして2位という結果になっています。
野手のレギュラークラスの外国人のBMIは高めですが、日本人選手のBMIは比較的低い(三森選手、周東選手、今宮選手など)なかでパ・リーグにおいてチーム打率1位、打点1位、出塁率2位の成績は、体格に頼ることなく力を発揮していると言えるため、さすがホークス!と言わざるを得ません。
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プロ野球の順位は身長・体重・BMIと関係あるのか?
◆セ・リーグ
・身長、体重、BMI全て一番数値の低いヤクルトが優勝
・ヤクルトは各項目で突出して数値が高い選手がいないのが特徴で、全体的に体格のバランスが良いチーム
・Bクラスの3チームは、BMIが高い3チームであった
◆パ・リーグ
・BMIが1位、2位のチームがAクラス入りしている(BMI:1位・西武、2位オリックス)
・BMI30以上の体格の良い野手がパ・リーグには多いのは(セ・リーグの1.5倍)、パ・リーグに多い豪速球投手に負けないよう体格の良い選手を取っているからと思われる
・ソフトバンクはシーズン2位に入りながら、BMIが一番低い。体格に頼ることなく強い!
特にセ・リーグでは各数値の低いチームの方が強かったという事実は興味深かったです。
プロ野球を観る際に、各チームの選手の体格にも注目してみても楽しいかもしれませんね。
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