2023年10月31日に近藤廉投手が戦力外通告を受け、育成選手として再契約する予定であることが分かりました。
近藤廉投手といえば、1イニング10失点の”晒し投げ”や罰走などを受けた選手として知られています。
この記事では、そんな近藤廉投手についてまとめました。
近藤廉が戦力外で育成契約か
中日ドラゴンズ・近藤廉投手が戦力外通告を受け、育成契約を打診されていることが分かりました。
近藤廉投手は、元々ドラフトで育成選手として入団しましたが、支配下登録を勝ち取った選手です。
報道によると、中日ドラゴンズが近藤廉投手と育成契約の予定としているためまだ確定ではありませんが、来年育成選手として中日ドラゴンズに残るとしたら、さらし投げと物議を醸した1イニング10失点の雪辱を果たしてほしいです。
近藤廉のプロフィール
近藤廉投手のプロフィールは、下記の通りです。
名前:近藤 廉(こんどう れん)
生年月日:1998年9月22日(2023年10月現在、25歳)
出身地:東京都板橋区出身
身長・体重:180cm・87kg
経歴:私立豊南(ほうなん)高校→札幌学院大学→中日ドラゴンズ
ドラフト:2020年育成1位
投打:左投げ左打ち
背番号:70
推定年俸:510万円
近藤廉投手は、東京都板橋区出身の25歳。
東京都豊島区にある私立豊南高校卒業後、札幌学院大学へ進学し、札幌六大学野球で活躍します。
元々は高校卒業時に野球を辞めるつもりでしたが、高校3年夏の東東京大会で敗北した際に野球続行を決意し、札幌学院大学で野球を続けます。
そして、大学での努力が実り、中日ドラゴンズから2020年育成1位でドラフト指名されます。
近藤廉の成績
近藤廉投手の今年2023年シーズンの成績を見てみましょう。
■近藤廉投手の2023年の成績
登板1試合、0勝0敗、防御率72.00、10失点
下記の記事でも取り上げましたが、近藤廉投手の今シーズンの登板は、あの晒し投げと物議を醸した1イニング10失点した試合のみで防御率は72.00。
本人にとって悔しいシーズンだったことでしょう。
また、昨年2022年は1軍での登板がなく、2021年も2試合に登板したのみです。
来年から育成契約の予定とのことですが、力をつけた近藤廉投手を見たいですよね。
近藤廉は1イニング10失点で”晒し投げ”と物議を醸した
近藤廉投手は、2023年8月25日のDeNA戦で6点差がついた場面で登板し、1イニングで10失点。
その間、立浪監督は交代を告げず、守っている選手たちからの声掛けも少なく「晒し投げ」とSNS上で物議を醸しました。
しかも、翌日に近藤廉投手は登録を抹消され、1日で2軍落ち。
さらに、翌日の8月26日には、近藤廉投手は罰走として150メートル前後の200本のポール間走を行ったと報道されました。
中日ドラゴンズ側は罰走の趣旨ではないと回答していますが、”晒し投げ”の後に走らせていては罰走と受け取られても仕方がないことでしょう。
このような近藤廉投手を見かねてか、他球団にもかかわらずDeNAのバウアー投手が自身のYouTubeチャンネルで近藤廉投手に励ましの声を送りました。
バウアー投手は「落ち込まないで続けることの大事さ」を近藤廉投手に伝えると共に、投手を代えなかった立浪監督の起用方法について疑問を投げかける場面も。
ファンだけでなく、他球団の選手からも心配される事態となった近藤廉投手の1イニング10失点。
近藤廉投手には、中日ドラゴンズの首脳陣を絶対に見返してほしいところです。
近藤廉に育成からはいあがってほしいの声
今年の近藤廉投手の登板を見たファンの方々から、近藤廉投手に向けて励ましの声が多くあります。
近藤廉投手は、2023年シーズンの唯一の登板が1イニング10失点であり、なおかつチャンスももらえていない状況では、プロ野球選手とはいえトラウマになってしまわないか心配になるものです。
来シーズンで近藤投手にぜひ支配下枠を勝ち取ってもらい、また1軍で投げる姿を見せてくれることを楽しみにしています。