2023年10月31日、中日ドラゴンズが溝脇隼人選手に戦力外通告をしたことを発表しました。
SNS上で”溝脇隼人はなぜ神なのか”とファンから愛された溝脇隼人選手。
この記事では、溝脇隼人選手についてまとめました。
溝脇隼人が戦力外に
中日ドラゴンズ・溝脇隼人選手が戦力外通告を受けたことが分かりました。
溝脇隼人選手は2023年でプロ11年目を迎えていた内野手です。
今年の秋季練習・キャンプがフリーになったときに戦力外になる覚悟はしていたとのことですが、本人ともしても非常に残念だったことでしょう。
溝脇隼人選手は、今後はトライアウト受験をするかも含めて、近いうちに方向性を出すとのことです。
溝脇隼人のプロフィール
溝脇隼人選手のプロフィールを確認してみましょう。
名前:溝脇 隼人(みぞわき はやと)
生年月日:1994年5月17日(2023年10月現在、29歳)
出身地:熊本県玉名市
身長・体重:179cm・79kg
経歴:九州学院高校→中日ドラゴンズ
ドラフト:2012年5位
背番号:48
推定年俸:1,500万円
溝脇隼人選手は、熊本県出身で29歳の内野手です。
九州学院高校時には甲子園に出場し、その後2012年ドラフト5位で中日ドラゴンズに入団しました。
2023年まで中日ドラゴンズ一筋11年で、内野の複数のポジションを守れるユーティリティプレイヤーとして活躍しました。
溝脇隼人の成績
溝脇隼人選手の今シーズンの成績を振り返ってみましょう。
■溝脇隼人選手の成績(2023年)
59試合出場、打率.175、打点3、本塁打0、安打数7
今年2023年のシーズンは59試合で打率.175。
ユーティリティプレイヤーとして守備面での貢献が光りましたが、87試合出場した昨年と比べると、出番が減ってしまいました。
次に、溝脇隼人選手の通算成績を見てみましょう。
■溝脇隼人選手の通算成績(2013年~2023年)
235試合出場、打率.224、打点18、本塁打1、安打数68
溝脇隼人選手は、確実性のある守備面での貢献が大きく、勝負強い打撃も持ち味でした。
“溝脇隼人はなぜ神なのか”でファンから愛された
溝脇隼人選手が試合で活躍するたびに、SNS上で”溝脇隼人はなぜ神なのか”とハッシュタグが付けられて盛り上がるほど、ファンから愛された選手でした。
また、立浪監督からも愛された選手でありました。
下記の記事でも取り上げましたが、2023年7月25日の横浜戦で9回裏に中日が追い上げ、さらに2死満塁と一打同点の場面で迎えた鵜飼選手に代わり、打席に立ったのが溝脇隼人選手でした。
この采配には批判的な意見が多かったですが、溝脇選手にしてみれば立浪監督からの信頼が厚い証拠なので嬉しかったことでしょう。
ファン・監督から愛された溝脇選手が中日ドラゴンズを去るのは寂しい限りです。
溝脇隼人の戦力外はドラフトで2年連続内野手指名が影響か
溝脇選手の戦力外は、ドラフトで2年連続で内野手の大量指名があったことが影響していると言われています。
2022年・2023年で中日ドラゴンズが指名した選手は下記の通りです。
■2022年ドラフト→内野手5人
・(2位)村松開人選手:明治大学
・(5位)濱将乃介選手:福井ネクサスエレファンツ
・(6位)田中幹也選手:亜細亜大学
・(7位)福永裕基:日本新薬
・(育成3位)樋口正修:埼玉武蔵ヒートベアーズ
■2023年ドラフト→内野手3人
・(2位)津田啓史:三菱重工East
・(3位)辻本 倫太郎:仙台大学
・(育成4位)川上理偉:大分B‐リングス
ここ2年のドラフトでの内野手の指名が8人。(2022年5人+2023年3人)
特に2023年のドラフトでは、前年に内野手を5人指名しておきながら3人を指名しています。
中日ドラゴンズは球団史上初めて、2年連続最下位。
来年はなんとしても再開を脱するべく、選手の入れ替えを行っているのでしょう。
その中の1人が溝脇隼人選手だったのでしょうか。
今後の予定は未定としている、溝脇隼人選手はまだ29歳。
まだ若い溝脇隼人選手が他の球団で活躍することを願っています。
溝脇隼人選手の今後の動向が分かりましたら追記いたします。